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2020年 10月 31日 小坂流加著「余命10年」
こんにちは!
担任助手一年:長谷川銀士朗
です。
今回、ご紹介するテーマは
小坂流加著の余命10年
と言う本です。
私が読んできた本の中で、最高傑作だと思う本です。
タイトルがとても暗いですね。
タイトルを聞いただけなら絶対に買いたいとは思いません。
しかし、本屋でこの本を見つけた時、
本に吸い込まれる感覚を覚えました。
読んでみると、とても素晴らしい内容でした。
余命10年と宣告された彼女が、あと10年必死に生きる話となっています。
そして、この本を読んで初めて私は、読書で涙を流しました。
涙を流したあと、本の著者紹介をみると鳥肌が立ちました。
実は、この本は小坂流加さんの最後の本なんです。
彼女はこの本が発売される前に、持病が悪化し亡くなってしまいました。
私は、小坂流加さん本人がこの小説の主人公だと思いました。
小説の中では、彼女は後悔をたくさん残しました。
過去はもちろん変えることはできませんが、未来を変えることはできます。
後悔は今後生み出さないように、生きましょう!
彼女が命を削って、書いた作品となっています。
読書の秋ということで、
ぜひ、時間を見つけたら読んでみてください。
きっと、誰もが感動する話だと思います。