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2020年 7月 21日 国語、本当に大丈夫ですか?

 

 

 

東進ハイスクール草加校担任助手1年の江口です。

今回は受験科目としての国語の難しさについてお話ししたいと思います。

ところで皆さん国語の重要性についてどう認識していますか?

もし、

「日本語だし、そんなに難しくないでしょ」
とか
「なんとなく感覚で高得点取れるし」
とか
「国語はセンス」
とか言っている人がいたら要注意です。

日本語なのでなんとなく勘で解ける問題もあるとは思うのですが
現代文はその出題する問題のほぼすべてが理論的に回答を導き出せるものであり
感覚で解くというのは、4択問題を当てずっぽうで埋めるのと同じように、
正しいプロセスを踏んでないということになります。

 

では何故正しいプロセスを踏まないといけなのか。


正解しているときは良いのですが先ほども言ったように当てずっぽうで解いているので
点数が安定しない上に、正解していても間違っていてもその根拠が説明できないので
解いた後もっとも重要な解き直しや振り返りが全く役に立ちません。

しかし、これらのことを逆手に取ると、
国語の点数を高い状態で安定させたいのであれば、
答えを出すまでの考え方を自分の回答と問題の解説を参照し、
解くのに必要な個所とその意図が同じになれるように練習すると
論理的な問題の解き方ができるようになるということになります。

今まで言ってきた問題を読み取り、論理的に解く力こそが
国語力というものにあたります。

この国語力は古文や漢文といった国語の領域だけでなく、
共通テストでの新傾向の数学でも「問題を読み解く力」
として国語力が必要になるという考察もあるなど
日本語で扱う様々な教科で必要になってきます。

国語力はすぐに身に付けられるものではありません。
だからこそもし
国語の点数を上げたいけどやり方がわからない人
なんとなく解いていて点数が安定しない人
今挙げた人に近い人がいた場合、このことを教えてあげてみてください。