ブログ
2020年 5月 14日 日本史の勉強法
みなさんこんにちは!1年生の小濱です
きょうは日本学専攻のぼくが日本史の勉強法について伝授したいとおもいます
まずみなさんはこの言葉をよく耳にしたことがあると思います
「日本史は暗記じゃない!」
よく耳にしたことがあるとおもいます。
ぼくはこう答えます
「暗記科目です」と。
こんなことをいうと一部の人から批判されそうなのでこの言葉の真意をお伝えします。
ぼくの意味する暗記は「理解暗記」です。
具体的に例を用いて説明します。
「六波羅探題、奥州総奉行、鎮西探題」この用語を覚えてください。
では問題です。
1221年、承久の乱ののち、朝廷監視のために設置された機関はなんであるか。
答えは分かりましたか。
正解は「六波羅探題」です。
みなさんはうえの三つの用語を覚えたと思います。
しかし、ほとんどの人が上の問題に答えられなかったとおもいます。
なぜなのでしょうか。
それは六波羅探題や奥州総奉行、鎮西探題がどのような機能を兼ね備えたものであるか、理解してないからです。
つまり、理解を伴わない暗記は日本史ではほとんど意味がないということです。
これが僕の意味する「理解暗記」です。
もちろん暗記に頼らざるを得ないこともあります。
例えば、明治時代の文学作品などはどうしても暗記に頼らざるをえません。
しかし、その文学作品をつくった文豪たちはその時代のどのような時期に生きたのかということを意識するだけで、暗記の効率が格段にあがります。
それでは上の三つの単語の意味を理解してから覚えてみましょう。
六波羅探題・・・後醍醐天皇は幕府を倒すべく承久の乱という反幕府の反乱をおこしました。
しかし、後醍醐天皇は敗北します。幕府は朝廷が再度反乱をおこすことを防ぐため、六波羅探題という朝廷監視機関を設置しました。
では問題です。
六波羅探題設置の経緯となった出来事はなんであるか
正解は・・・
承久の乱です
ぼくの「理解暗記」の意味がわかりましたか。
この理解暗記をするためにはなぜ?を大事にしてほしいです
これが必然的に流れと結びつきます
流れがわかると日本史の全体像がみえてきます
全体像がみえると日本史ができるようになります
以上がぼくの日本史の勉強法です!
ぜひ参考にしてください