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2020年 11月 9日 difference
こんにちは!
草加校担任助手の長谷川銀士朗
です。
なんかもう冬と思うほど寒くなってきましたね。
乾燥する季節になって来るので、体調管理はしっかりしましょう。
さて、今回ご紹介するテーマは
「言語の違い」
です。
ここでは、英語と日本語の違いをお話ししましょう。
一言でいうと、
英語は演繹法を用いている言語
日本語は帰納法を用いている言語
と言えます。
理系の学生なら帰納法はなんとなくわかりますでしょうか?
数学にも数学的帰納法というのがありますからね。
演繹法とは簡単に言うと、広がっていく法則
帰納法を簡単に言うと、狭まっていく法則
と言えば理解できますでしょうか?
住所を例に説明しましょう。
日本では~県~市~町~マンション〇〇〇室と表記しますが
海外では~マンション〇〇〇室~町~市~県と表記します。
日本では右に向かっていくにつれ住所が確定していきますね。
それに対して、海外ではほぼ最初で住所が確定してますね。
英語は自分が主体な言語なんです。
これが英語が演繹法と言われている理由かもしれません。
例文で確認しましょう。
I play the piano.
主語はもちろん自分に近いというか、自分自身なので文頭に置きますね。
次に自分に近いものは、自分の体ですから、動詞です。
最後に、自分の体を使って行うものはピアノですから文尾に置きます。
自分を軸にして広がっていってますね。
また、日本語では「あちこち」と言いますが、
英語では、「こちあち(here and there)」となります。
こっちの方が自分に近いですから。
また、自由度の違いもあります。
日本のトラックは、たまに右から左に読まないといけないですが、
英語圏のトラックは、絶対に左から右読みです。
これが簡単に言う、英語と日本語の違いです。