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2021年 9月 2日 カイロのあたたかさを伝えたい
ご無沙汰しております。ヒロキですぅ。
ここ数日、めちゃくちゃ寒くなってきましたね。かくいう私もこの寒さに屈してついに長袖を出しました。
せっかくなので、今日はカイロの原理についてお話します。
そこらへんにあったカイロの裏を見てみるとそこには「鉄粉、水、バーミキュライト、活性炭、塩類、高吸水性樹脂」と書いてありました。
ここで一番重要になってくるものが、「鉄粉」です。反応機構を見ると、鉄が急激に酸化されることによって熱が発生する。すなわち、この反応は発熱反応である。という事ですね。
じゃあ何を使って酸化していくか。この時に使うのが、皆さん大好きなアレです。世間一般には「酸素」と言ったりすることが多いようです。
この酸素の吸収を促す役割を持っているのが「活性炭」です。逆に水は、鉄粉の酸化反応を促す働きをしています。すなわち、こいつらは道具ってなわけですな。
バーミキュライトは鉱石の一種なんですけど、鉄粉とかもろもろがくっつかずばらけるように、みたいな願いがこもってます。言うなれば、コンビニのそうめんについてるほぐし水みたいなやつです。めちゃくちゃ主要ってわけじゃないけどないとそれはそれで困るものだ、と認識してもらえれば十分です(笑)。
総括すると、「みんなが鉄粉の酸化反応を助けている」ないし「鉄粉はみんなに応援されて重役を果たしている」みたいなところでしょうか。ぜひ受験生の皆さんにはカイロの中の鉄粉のように誰からも応援される存在になってほしいものです。(^v^)